悪く言えば誤魔化すということ

前回、「進捗は順調です」などとぬかしておりましたが、あまりの順調さ(脚本に沿った制作スピード)を不審に思いまして…改めて脚本と照らし合わせてみたところその要因が分かりました。

今作に関しては単純に導入部分が短かったのです(汗)

従来の『公園へ行こう』だと、冒頭5分が導入部分で、残り10分が絡みとエンディングという仕様なのですが、今作は導入の動画が3分程度しかありません!

つまり、それ以降が多くなるということ。

ちなみにエンディングは毎回1分あるかないか。

脚本1ページが動画おそよ1分となります。

これはあくまでも目安ですが、でもまあ、だいたい合ってる…

今作もちゃんと導入部分が5~6ページに渡って書かれているわけですが、なぜか3分程度の動画に収まってしまっている。

普段通り作っているはずなのにどして…

どの作品も導入部分というのが一番手間がかかります。

尺が予定よりもオーバーするのも基本的にこの導入部分。

なぜオーバーするかというと、キャラの会話と諸々の所作、そしてそのが絡み合ってくるからです。

セリフに関しては完全に尺が固定されているため、端折るとすればセリフカットしかない。

当然、当たり障りのない程度にです。

多少、セリフのテンポを変えたりして対応したりもしますが、こんなのはあくまで気休め程度でしかない…

なので毎回導入に関しては、セリフ以外の部分を極力割愛気味で進めるを付けています。

当然、これに関しても当たり障りのない程度に。

今作はセリフというよりは、所作が比較的多かったのです。

で、いつも通り割愛してしまったせいで導入が短くなってしまいそのまま絡みに突入。

絡みはそこまで手間はかからないので、スムーズに進行してしまって、気付けば脚本残り3ページ(汗)

つまり残り3分の動画を作れば終わってしまう。(編集は別ですが)

それでは完全に尺が足らない(汗)

ちなみに3~4分程度(泣)

これまでも、似たような状況は多々ありましたが、さすがに3~4分なんてのはありません。

単純に「絡みの部分を多くすればいいのでは?」と思いますが、これはねですね…凄く不自然になってしまうのです。

直前にリリースした『パラノーマルリビドー』も実は1分程度足らなかった(笑)

なので、絡みのある部分を無理やり入れて誤魔化したわけですが、それに違和感を感じた方ももしかしたらいたかもしれない…

当然ですが、極力違和感のないように工夫はしますが、もともと構成そのものに存在しない部分を入れるわけですから、やはり流れ的に「ん?」と思えてしまうのは当然。

もっと違和感と思えるのは、今までベラベラ喋っていたキャラが無言になること(笑)

そもそもこの部分のセリフは発注していないわけで…

幸いにも絡みの部分なのでどうにか喘ぎで誤魔化すことが出来ますが、それでもセリフ喘ぎでは情報量が圧倒的に違うわけで、これにも当然違和感を覚えてしまうというものです。

今回は1分ではなく3~4分ですからね(汗)

まあ…いかにして誤魔化すか…

ではなく、腕を見せるかという課題に現在直面しているところでございます(泣)

でわ!

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