二次創作に対する私見

ちょっと進捗報告出来るほど進んでおりませんので雑談がてら二次創作(パロディ作品)に対する個人的な見解を述べたいと思います。

当サークルにおいては過去にシリーズとして3本リリースいたしました。

某有名ゲームメーカーの『サイレント〇ル』というホラーゲームに登場する人型女性クリーチャーを扱った映像作品です。

そもそもの発端は、そのゲームの世界観が凄く好きで映画化もされており、その映画を見た時に「これはヤバい!」となったわけです。

その映画に登場する人型女性クリーチャーがなんとも艶めかしく仕上がっているのです!

妙にエロスを感じましたね。

あくまでもクリーチャーなんですけど(笑)

で、それからしばらく経ち同人活動を探り探りしながら始めることになるのですが、もともとホラーが好きだったこともあり、自身の作品にホラー要素を取り入れてみたいなと…

ただ、いきなりオリジナルでホラーといっても果たしてどうなんだろうと。しかも成人向け作品です(笑)

当然、懐疑的になっておりました。

ただ、昔からホラー映画にはエロ要素は付きものであり相性は良いはずです。(個人の感想)

しかし映画におけるエロ要素はあくまでも部分的に起用される程度で決してメインではない。

私がやろうとしてるのはメインでの起用です。

そんなこんなで悩んでいる時に思い付いたのが二次創作だったのです。

当然オリジナルよりは知名度があるので完全にコケてしまうということはないだろうという安心感はあります。

しかもその作品がもしかしたら今後オリジナルでホラー作品を出した際の呼び水になるのではないかとも思っていたわけです(笑)

ただね…

二次創作って基本的には違法なんですよ(汗)

私もいい大人なのでその辺は充分理解しておりました。

ただ日本における同人界隈では二次創作というのは少々事情が違うようで…

権利者側が黙認…まあ大目に見ていただいているといった状況なのかな?

もちろん各社各人の事情にもよりますけど。

そんなわけでかなり悩んだ末「え~い、やってしまえぃ!」と。

怒られるだけで済むならまだマシですがそうでない場合は正直怖いです(汗)

で、一応三部作としてリリースさせていただいた次第でございます。

人生において初めて二次創作というものを扱ってみたのですが、それに対する私見を一言で述べるとするなら正直、

面倒くさい。

これに尽きるでしょう。

とにかく扱いにくい。

キャラクター演出とかではなく出来あがった作品そのものに対してです。

なぜかというと、作品内で起用しているキャラクターは私個人のものではないからです。

二次創作最大のデメリットはコレなんですね。

どんなに評価されようが、どんなに納得いく作品に仕上がろうが決して自分のものにはならいということ。

つまり自由に扱えないということです。

具体的に言うと、宣伝だったり更なる派生作品だったりといったことが出来ない。しにくい。

なかには「そんなの関係ね~!」とか言ってやりたい放題の方もいるでしょう。

ただ私は躊躇してしまう…

せっかく作ったのに自由に扱えないというのは「なんだかな~…」といった感じです。

あとですね、売れても正直うれしくない…

だってキャラクターありきで購買に繋がってる部分が恐らく大きいから(笑)

これらのことから二次創作の副作用というのが、なかなか厳しいものだということを痛感した次第です。

で、ここからは二次創作に対する素朴な疑問。

私が二次創作に起用した人型女性クリーチャーというのは、オリジナルのフィギュアを見ながらモデリングをしました。

あまりパロディ要素は盛り込みたくなかったのでそこそこ再現出来てたとは思います。

この人型女性クリーチャーは、血痕が付着した薄汚れたナース服に身を包み、顔には目や耳や口や耳といったパーツが存在しません。

つまり成人向け作品においては、口が無いため喋ったり喘ぐことは出来ず、口淫行為といったことは物理的に皆無となります。当然、演出に縛りが出てしまうわけです。

なるべくなら世界観やキャラクターはオリジナルから乖離させたくなかったため、縛りを承知であえてそうしたわけですが、やはり成人向け作品では口が使えないというのは演出上かなり厳しかったように思います。

例えばもし、この人型女性クリーチャーの頭部そのものの造形を変え、且つ口があったらどうなのか?

着ているナース服も少しデザインが違っていたらどうなのか?

この2点を改良するだけでも二次創作の枠から外れオリジナルとして出せると思うのです。

世界観に関しても、現在では似たようなものはいくらでも世の中たくさんあるわけで…

単純に疑問というのはコレなんですね。コレじゃダメなのかと…

似たようなキャラクターでリリースしたとして、もし購買に繋がらなければそれは完全に元々の作品のネームバリューということになりますよね?

ネームバリューだけで?と個人的には疑問に思ってしまいますが、ただ、もしオリジナルとして出せるのであれば話は変わってくるのかなとは思いますが、実際のところどうなんでしょうかね?

でわ!

“二次創作に対する私見” への6件の返信

  1. 二次創作好きはオリジナルが好きだからという理由で飛びつくわけですから、ネームバリューありきなのかと。

  2. ご苦労様です。
    ブログ拝見させて頂きました。

    エロ×非現実的=エクスタシー
    この方程式は間違いないと思います。
    ショート動画期待して待ってます!

      1. ご無沙汰しておりました!
        アプローチの手段としてはやはりショート動画など作品数を増やすことで広報することが大切なのかと…
        それにより動画の精度が高く、キャラも凄く可愛いまた秀逸なシーンを売りにしているMADさんはもはやブルーオーシャン戦略として成り立っていると思います。

        私などのコアなファンは絶対数いてるはずなので、その様な方の目に留まるようにと願っています。

        1. 私の場合、宣伝ということしていないので、リリース時の新作ラインナップ表示時が唯一のアプローチの場なので、とにかく作品を出さないことには周知してもらえないというのが残念な部分ではあります(泣)
          ただ、あまりガツガツしたくないので仕方ないのですね…

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